「日本人として誇り」 次世代スター候補、20歳MF堂安が挙げた「日本の良さ」とは?

日本代表MF堂安【写真:Getty Images】
日本代表MF堂安【写真:Getty Images】

森保ジャパンの強みに言及、「若いので7試合保つことなんか余裕」とフル稼働宣言

 年明けの1月にアジアカップを控えるなか、日本代表の“スター”として海外メディアからも注目を集めている一人が20歳のMF堂安律(フローニンゲン)だ。森保一監督の下で代表初招集&デビューを経て、すぐさま主力に定着した。そんな若武者が、チームのある一面について「日本人として誇り」と語っている。

 2011年以来のアジアカップ優勝を狙う日本は世代交代を進めるなか、MF南野拓実(ザルツブルク)やMF中島翔哉(ポルティモネンセ)らを筆頭とした若手アタッカーが台頭。なかでも堂安は東京五輪世代の星として、大きな期待を背負っている。

「僕は最初から全力でいきたい。若いので7試合保つことなんか余裕だと思う」

 アジアカップのグループリーグではトルクメニスタン(1月9日)、オマーン(1月13日)、ウズベキスタン(1月17日)と同居。優勝を見据えると、決勝トーナメントの4試合も含め計7試合を戦う。若さを前面に押し出す堂安だが、「コンディションが悪くて、試合に出られなくなる可能性も全然ある」と冷静に現状を見つめている。自身にとってA代表で迎える初の国際大会だけに、「監督に対してのアピールも含めて最初からガンガンいきたい」と“全試合フル稼働”を誓う。

 もっとも、堂安は自分がベンチスタートになる状況も想定し、「僕がサブの立場に回った時も(気持ちを)切らさないことが大事」と強調する。続けて20歳のアタッカーは、「一体感は日本の良さだと思う」と日本代表の強みを主張した。

 年代別の日本代表でエース格として戦い続けてきた堂安は、国際大会の難しさを熟知する。様々な国と対戦した経験を持ち、現在はオランダで2年目を過ごすレフティーは、大会に挑む森保ジャパンが持つ強みに胸を張る。「誰が出ても良いプレーができるのは日本人として誇り」と――。

 日本が前回優勝した2011年大会も、チーム一丸となってアジアの頂点に立った。2大会ぶりのタイトル奪還を見据えるなか、ベンチも含めたチームの総合力が問われることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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