募る自責の念 PSVのDFが負傷させたショーに謝罪

過去に経験した苦しさ

 今回は加害者となってしまったモレノだが、ショーの気 持ちは痛いほどよく分かるはずだ。メキシコ代表として参加した2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)のオランダ戦では、自身も腓骨を骨折し、長期離脱を強いられていたからだ。
 
「自分もW杯の時に経験した。何が起きたかを説明するのは難しい。今はとにかく、彼が一日でも早く戻ってくることを願っている」
 今季は開幕からレギュラーポジションを奪取した20歳のショーだったが、予想だにしない不運に見舞われた。若くして名門への移籍を手にした逸材だが、同時に多くの負傷にも悩まされている。才能は誰もが認めるところだけに、世界中のサッカー関係者がショーの早期復帰を待望していることだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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