CL開幕戦で敗戦のシティ チームリーダーは「欧州での戦い方を学ばなければ」
「ユベントスはラッキーだった」
マンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレは、プレミアリーグでの好調から一転、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の開幕節でユベントスに1-2と逆転負けを喫したことで、悔しさをあらわにしている。トゥーレは試合後、英衛星放送局「BTスポーツ」のインタビューに応じ、試合を振り返っている。
「残念なゲームだった。ユベントスはいいプレーをし、守備も良かった。それに彼らはラッキーだったと思うよ。僕らが悪いプレーをしたとは思っていない」
本拠地エティハド・スタジアムでファンの大声援を受けながらのゲームだった。相手オウンゴールで先制したところまでは良かった。しかし、後半25分にクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、36分にスペイン代表FWアルバロ・モラタと2人のストライカーに得点を許し、逆転負けを喫した。
過去5シーズンのプレミアリーグでは全て3位以内に入り、そのうち優勝2度という英国屈指の強豪へと成長したシティだが、CLではいまだベスト16が最高成績。今季リーグ戦で開幕から無傷の5連勝を飾りながら、欧州の舞台では出だしでつまづいた。
「フットボールではこういうことは起こり得ること。僕たちはより強くなって戻ってくる必要がある。今日は多くのミスを犯した。いくつかチャンスもつくったが、欧州での戦い方を学ばなければ。次はより良い試合をしなければならない」
シティが組み分けられたグループDはユベントスのほか、昨季のUEFAヨーロッパリーグ王者セビージャとボルシア・メンヘングラードバッハと同居する過酷なグループ。チームをけん引する超攻撃的ボランチは気持ちを引き締め、次節の敵地グラードバッハ戦での巻き返しを胸に誓った。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images