アーセナルの未完の天才に悪夢再び 英代表司令塔が左足首手術で年内絶望か
英紙報じるウィルシャーが再び半年離脱か
アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが今季開幕前のプレシーズンで左足すねの亀裂骨折で戦線離脱していたが、回復が思わしくなく、あらためて手術を行うことが発覚。年内復帰が絶望的になったと英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
未完の天才が再び故障に苦しんでいる。開幕前に左足腓骨の亀裂骨折で離脱したウィルシャーだが、当初の予定では今月上旬の代表ウィークで復帰予定だった。だが、アーセン・ベンゲル監督は「多少ぶり返しがあった」と説明。回復は思わしくなく、専門医の勧めにより患部を固定する金属板を入れる手術を行うことに決まったという。
キャリアで再三怪我に苦しめられてきたウィルシャーは、昨年11月22日のマンチェスター・ユナイテッド戦でDFパディー・マクネアのタックルを受け、2度足首の手術を強いられた。6ヶ月離脱していたが、悪夢再びとなった。
アーセナルはイングランド代表FWダニー・ウェルベックも故障が長引いており、今季も序盤から例年通りの故障者続出という、苦しい展開となっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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