C・ロナウドとペレス会長の確執が発覚「君のピークはもう過ぎた」

激怒したロナウドが移籍志願も

 レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドは、クラブの会長を務めるフロレンティーノ・ペレス氏と関係が決裂した状態にあったことをスペイン地元紙「スポルト」が報じている。
 長きに渡り、不仲説がささやかれているロナウドとペレス会長。数日前には、ロナウドがレアルでキャリアを終えるかについて、ペレス会長が言及を拒否したと伝えられていた。
 そして、両者の亀裂が決定的となった出来事があるという。それは今年1月に、ペレス会長がロナウド本人に言い放った発言だ。
「クリスティアーノ。君はもう以前のように相手を圧倒することができなくなった。君のピークはもう過ぎた。だから、自分自身に打ち勝っていかなければならない」
 ロナウドはこの言葉に激怒。代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏に、会長の信頼を感じないことを理由に移籍を志願したという。
 しかし、最終的にロナウドは残留。リーガ第2節ベティス戦では、5得点を記録。通算231得点とし、レアルの英雄FWラウル・ゴンザレスが保持していたリーグ通算228得点のクラブ最多得点記録を更新した。白い巨人の歴史を塗り替え続けるエースだが、その心中には、ペレス会長の痛烈な言葉がいまだに残っているのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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