不振のユーベに追い打ち 中盤のキーマンが全治1ヵ月で再離脱

復帰戦で負傷し再離脱

 今季開幕後未だ白星のないセリエAを4連覇中のユベントスに悲報が襲い掛かった。イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが右太ももの故障で全治1ヶ月の離脱を強いられることが発覚した。
 イタリア代表MFアンドレア・ピルロのアメリカ移籍に伴い、司令塔として期待されているマルキージオは1-1のドローに終わったキエーボ戦で故障により、途中交代となっていた。プレシーズンの負傷により、この第3節のゲームが今季の初出場となったが、その復帰戦で再度の離脱を余儀なくされた。
 マルキージオはクラブハウスで精密検査を行いう、故障が明らかになった。ユベントスの公式サイトでは「今日の検査の結果、MFの右内転筋に第2度の裂傷が発覚しました。最低でも1ヶ月間離脱となる見込みです」と発表。クラブの生え抜きで、今夏にアメリカへ移籍したイタリア代表MFアンドレア・ピルロの穴を埋める存在として期待されていただけに、ユベントスにとっては大きな打撃になる。
 ピルロ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスら4連覇を果たした中心メンバーが移籍したユベントスは、開幕3試合で1分2敗でわずかに勝ち点1と、不振にあえいでいる。UEFAチャンピオンズリーグ開幕戦のマンチェスター・シティ戦(15日)を目前に控え、チームの再構築が急務になる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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