グループリーグ第3戦から合流とクラブが発表　フィリピン戦、キルギス戦は不在に

　韓国代表FWソン・フンミン（トットナム）が、来年1月にUAEで開催されるアジアカップの韓国代表に選出された。

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　大韓サッカー協会（KFA）は20日、来年1月にUAEで開催されるアジアカップに臨む韓国代表メンバーを発表。23人のメンバーにはソン・フンミン（トットナム）、キ・ソンヨン（ニューカッスル）らが選出され、JリーグからはGKキム・スンギュ（ヴィッセル神戸）、GKキム・ジンヒョン（セレッソ大阪）、DFチョン・スンヒョン（鹿島アントラーズ）、FWファン・ウィジョ（ガンバ大阪）が入った。

　そんななか、トットナム所属のソン・フンミンが、1月13日に行われるプレミアリーグ第22節のマンチェスター・ユナイテッド戦の後に、代表チームに合流することをクラブが発表。これを受け韓国メディアが一斉に反応しているのだが、今回の国内での報じ方は少し意味合いが違っている。ソン・フンミンが代表チームに遅れて合流することよりも、トットナム側の心配がより大きいという報じ方だ。

　韓国紙「中央日報」は、「英国メディアが一斉に『ソン・フンミンがアジアカップに出場するため、来年1月に3試合を欠場する。このなかにはチェルシーとのリーグカップ準決勝第2戦も含まれている』と伝えている」とし、ソン・フンミンがイングランドを離れることでトットナムにどのような影響が及ぶのか、現地メディアが心配していると報道。仮に韓国がアジアカップの決勝（2月1日）に進んだ場合、「2月2日に行われるニューカッスル戦の出場も不透明だ」と英紙「デイリー・メール」は伝えている。

　ソン・フンミンはグループリーグ初戦のフィリピン戦（1月7日）、2試合目のキルギス戦（1月11日）の2試合は欠場となり、グループ最終戦の中国戦（1月16日）から出場する予定だ。

　59年ぶりのアジアカップ制覇を目指す韓国代表にとっては、グループリーグ突破は通過点にすぎないが、ソン・フンミンの2試合不在は代表チームにどのような影響を及ぼすのだろうか。

　アジアカップの韓国代表メンバーは以下のとおり。

GK
キム・スンギュ（ヴィッセル神戸／日本）
キム・ジンヒョン（セレッソ大阪／日本）
チョ・ヒョヌ（大邱FC）

DF
キム・ヨングォン（広州恒大／中国）
チョン・スンヒョン（鹿島アントラーズ／日本）
クォン・ギョンウォン（天津権健／中国）
キム・ミンジェ（全北現代モータース）
イ・ヨン（全北現代モータース）
キム・ムンファン（釜山アイパーク）
ホン・チョル（水原三星ブルーウィングス）
キム・ジンス（全北現代モータース）

MF
キ・ソンヨン（ニューカッスル／イングランド）
チョン・ウヨン（アル・サッド／カタール）
ク・ジャチョル（アウクスブルク／ドイツ）
ファン・インボム（大田シチズン）
チュ・セジョン（牙山ムグンファFC）
イ・ジェソン（ホルシュタイン・キール／ドイツ）
ファン・ヒチャン（ハンブルガーSV／ドイツ）
ナ・サンホ（光州FC）
イ・チョンヨン（ボーフム／ドイツ）
ソン・フンミン（トットナム／イングランド）

FW
ファン・ウィジョ（ガンバ大阪／日本）
チ・ドンウォン（アウクスブルク／ドイツ）

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