後半4分に同点に追いつくと、同24分にセルジーニョ、同39分に安部がダメ押しゴール

　後半のスタートからFW安部裕葵をピッチに送り込んだ鹿島は、いきなりスコアを振り出しに戻す。同4分、GKクォン・スンテの低空パントキックがMFセルジーニョへのクサビになると、左サイドを走るMF土居聖真にパスがつながり一気に突破。中央への折り返しに、長い距離を走り込んできたMF永木亮太が合わせて1-1の同点に追いついた。

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　前半と打って変わって敵陣深くに侵入する形を作り出した鹿島は、土居がペナルティーエリア内で鋭い切り返しを見せるとファウルを受けてPKを奪取。これをセルジーニョがゴール左に蹴り込み、後半24分に2-1と逆転に成功した。

　残り15分ほどは同点を狙うグアダラハラに強い圧力を掛けられたが、逆に後半39分にはカウンターから途中出場のMF安西幸輝のラストパスを受けた安部が鮮やかなミドルシュートを決めて3-1と突き放した。アディショナルタイムにはVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の確認の末に相手にPKが与えられて1点を返されたが、3-2で競り勝った鹿島は現地時間19日の準決勝で前回出場に敗れたレアルとのリターンマッチを実現させた。

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