サラーがハットトリック達成、プレミア得点ランク首位タイに浮上

　リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、現地時間8日に行われたプレミアリーグ第16節ボーンマス戦で圧巻のハットトリックを達成した。海外メディアもサラーの3得点に「DF陣を炎上させた」「完全な一網打尽」と称賛を送っている。

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　昨季はプレミア歴代最多記録となる32ゴールを挙げ得点王に輝いたサラーだが、今季は開幕から思うように得点を積み上げることができない時間が続いていた。しかし、この試合ではプレミア最高のフィニッシャーとして牙を剥いた。

　0-0で迎えた前半25分、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがペナルティーエリア手前から左足の強烈なミドルシュートを放つと、相手GKが弾いたボールにいち早く反応したサラーが冷静にネットへと流し込み先制点を奪った。さらに後半3分、高い位置でボールを受けると、単独で果敢にドリブル突破を敢行し、相手DF3人に囲まれながらもペナルティーエリアに侵入し、そのまま左足を振り抜く。コースを狙ったシュートはゴール右隅に吸い込まれ、リードを2点差とした。

　そして、圧巻だったのは1点を加え3-0で迎えた後半32分だった。カウンターの場面でMFアダム・ララーナが自陣から浮き球のスルーパスを前線に送ると、裏に抜け出したサラーがボールを受ける。相手DFのスライディングタックルをかわすと、前に出てきたGKとの1対1で左に逃れ、そのままシュートを流し込むと見せかけ、再び飛び込んできた相手GKを切り返しでかわし、最後は相手DFがゴールマウスを固めているのを冷静に見極め、ゴール左へと流し込みハットトリックを達成した。

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