元ブラジル代表エースがC・ロナウドとの比較論に言及

　元ブラジル代表のエースストライカー、ロナウド氏がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（ユベントス）と比較されることについて「僕らは大きく違う」と持論を語った。伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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　1990年代から2000年初頭のサッカーシーンにおいて「ロナウド」と聞いて思い浮かぶのは間違いなくロナウド・ナザリオ、つまりインテル、バルセロナなどで活躍しいていたブラジルのロナウドだった。

　しかし、そこから数年後に台頭したのがクリスティアーノ・ロナウドだ。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードで活躍し、世界的スーパースターとなった。サッカー史に名を刻んだ両ロナウドだが、国籍や年齢はもちろんプレースタイルも異なるが、同じ名前ということで比較されることも多かった。

　それについて、元ブラジル代表のロナウド氏は「（比較は）面白いことだけど、僕にとっては無意味だ。僕と彼は全く異なる選手」と主張している。

「何よりもまず年齢が異なる。9歳も離れていて（ロナウド氏は1976年9月生まれ、C・ロナウドは1985年2月生まれ）、異なる年代でプレーしていた。最近はフットボールが大きく変わった。年々速くなっている」

　プレーする時代が違えば、選手の評価も変わっていくものだろう。ロナウド氏は「僕の時代の方がより難しかった、などとは言いたくない。僕らはそれぞれ異なる状況、異なるチームと戦っているんだ」と比較が無意味であることを強調していた。

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