マンU獲得のアンリ2世の移籍金108億円は適正価格 チェルシーも同額で交渉!?
昨季王者も争奪戦に参戦予定だった
昨季のプレミア王者チェルシーは、マンチェスター・ユナイテッドがモナコから移籍金108億円で獲得したフランス代表FWアンソニー・マルシアルの争奪戦に極秘参戦し、ハイジャックしようとしていたと、地元紙「サンデー・タイムス」が報じている。
今季リーグ戦ですでに2敗を喫しているチェルシーは、移籍市場の終盤に活発な動きを見せた。ユナイテッドが獲得に動いたバルセロナのスペイン代表FWペドロと契約を結んだが、マルシアル争奪戦にも参戦していたという。
移籍金総額108億円で「アンリ二世」と称されるストライカーを獲得したと 報じられたが、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏も同額を準備。モナコと交渉に臨んだ際には「ユナイテッドとの交渉は終了した」と通達されたという。
ユナイテッドは、今オフにレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ウェールズFWギャレス・ベイル、バルセロナFWネイマールというスーパースター獲得に動いた。だが、いずれも奏功しなかった。移籍市場終盤でタレントの原石に巨額資金をつぎ込んだユナイテッドに対し、「パニック補強」という声も上がっている。ただし、チェルシーの緊急参戦が事実なら、マルシアルへの投資は適正価格だったのかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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