「W杯屈指」「最強ドリブラー」 魔術師ネイマールの意表を突く“浮き球スキル”に再脚光

ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】
ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】

W杯コスタリカ戦で繰り出した大技、大会公式インスタグラムがプレー動画付きで絶賛

 今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)はフランス代表の20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。大会公式インスタグラムが6日に更新され、「木曜日に振り返る」という企画の一環でW杯でブラジル代表の10番FWネイマール(パリ・サンジェルマン)が披露した圧巻のスキル動画を公開し、ファンから「W杯屈指のスキル」「最強ドリブラー」などの声が上がっている。

 W杯公式インスタグラムが6日に更新され、「TBT」企画(Throwback Thursdayの略/木曜日に懐かしの写真や動画をアップして振り返る)で1本のプレー動画をアップした。6月22日のロシアW杯グループリーグ第2戦ブラジル対コスタリカ戦(2-0)のワンシーンを映したもので、ブラジル代表の10番を背負ったネイマールが“主役”として登場する。

 後半アディショナルタイム1分にMFコウチーニョ(バルセロナ)の一撃で均衡を破ったブラジル。1-0とリードした状況のなか、右サイドのコーナーフラッグ付近でボールを保持したネイマールが相手と対峙すると、リラックスしたような棒立ちの姿勢を見せた。一瞬の間が生まれた瞬間、ネイマールは両足でボールを挟み込むと、そのままジャンプしてボールを救い上げる。美しい弧を描いたボールが相手の頭上を越え、ネイマールが局面を打開した様子を捉えている。

 大会公式インスタグラムでは、ネイマールが華麗にジャンプする姿をウサギに喩え、「ネイマールがマジックでこのウサギを取り出した」とトリッキーな大技を絶賛している。返信欄でも「最高のプレー」「完璧」「W杯屈指のスキル」「最強ドリブラー」「私はその会場にいた。驚愕した」などのコメントが並んだ。

 ボールが虹のような軌道を描く足技から「レインボーキック」「レインボーフリック」とも呼ばれるが、魔術師ネイマールが披露した圧巻のテクニック映像は30万回以上再生されるなど反響を呼んでいる。

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