ミラン指揮官、3部相手にリードを許す屈辱に激怒も本田ライバルを絶賛

不発の控え組に「家に居ろ!」と一喝

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は3日のイタリア3部相当のマントヴァとの練習試合で一時リードを許した3-2の勝利に憤慨している。地元テレビ局「プレミアム・スポーツ」で語ったもの。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 日本代表FW本田圭佑、コロンビア代表FWカルロス・バッカら代表勢を欠いたチームは、前半3分にリバプールから 期限付き移籍で復帰した問題児FWマリオ・バロテッリの衝撃的なミドルシュートで先制したが、その後、格下の反撃を受け1-2とリードを許した。その後、バロテッリのアシストからMFポーリの同点弾、そして、バロテッリが誘発したPKからFWルイス・アドリアーノの決勝弾とミランは逆転したが、鬼軍曹は怒っていた。
「試合に出られないことに誰も不満を持ってはならない。ピッチでのプレーがものを言う。ふさわしければプレーできる。ふさわしくなければ家に居ろ。マントヴァで何人かの選手はなぜ他の選手よりも出番が少ないか分かっただろう」格下相手にリードを許したことが許せなかった。この日はGKアッビアーティに4バックはアバーテ、アレックス、モンドニコ、ズケッティという出場機会の少ない選手が最終ラインを固めた。その影響から簡単に崩される場面が散見した。最終ラインだけではない。
「中盤も気に入っていない。リカルド(モントリーボ)は成長しているが、ダービーは代表が戻ってきたら様子を見よう」
 同点弾を決めたポーリ、ノチェリーノ、主将のモントリーボによる中盤にも苦言を呈する一方、例外もある。

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