長友インテル残留も出番なし? ライバルはマンチーニ監督のまな弟子

指揮官肝いりの補強

 ブラジル人DFアレックス・テレスは今夏、ガラタサライからインテルへ加入した。この移籍は、ロベルト・マンチーニ監督の肝いりの補強だったことが発覚。インテル残留を決断した日本代表DF長友佑都だが、本職の左サイドバックでの出場が難しくなり、厳しい現実が浮き彫りになった。
 ガラタサライから期限付き移籍で加入したテレスは2日午後にミラノでメディカルチェックを受け、1年間のレンタル移籍の手続きが完了した。
「僕はここに来られてとてもうれしい。インテルのようなビッグクラブでプレーすることは、どの選手にとっても夢。常にこの目標を持って、今ここにいる。自分の仕事に対する信頼を示してくれた 全員に感謝したい。このまま続けたいと思っている」
 マンチーニ監督が獲得を切望していた左利きの左サイドバックは、公式テレビ番組「インテルチャンネル」で移籍の喜びを語った。元ブラジル代表MFフェリペ・メロとともに移籍市場最終日にインテルへの加入が決まった。マンチーニ監督がガラタサライを率いた2013-14シーズン途中にブラジル強豪クルゼイロから移籍してきた。指揮官とは強い絆で結ばれている。
「マンチーニに感謝したい。再び僕の移籍を願い、僕に懸けてくれた。トロフィーを獲得するためにチームを助けるために全力を尽くすとファンに誓います」

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