ユーベ、ポグバ放出を拒否 1億ユーロの男に見合うオファー届かず
数クラブからのオファーを認める
ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバは今夏、チェルシーやマンチェスター・シティといったビッグクラグが興味を示していると報じられたが、残留を果たした。ユーベのジュゼッペ・マロッタGMは、新たにエースナンバー「10」を背負う男には実際に数クラブからのオファーがあったと認めた。そのうえで、オファーが選手の価値に見合うものではなかったとして断ったことを明かした。英「BBC」や衛星放送局「スカイ・スポーツ」がリポートしている。
「われわれは勝利を望んでいる。いくつかの本当に偉大なクラブからオファーを受け取ったが、ポグバは重 要な存在だ。残留させることを決断したよ」
一部では、移籍マーケット終盤にチェルシーが7000万ポンド(約129億円)という超高額オファーを準備したとも伝えられていた。実際のオファー額は関係者のみぞ知るところだが、マロッタGMは「将来、彼の価値は1億ユーロ(約135億円)に達するだろう」と発言。まだ22歳のポグバが秘める特大のポテンシャルに大きな期待を寄せている。
アンドレア・ピルロ、カルロス・テベス、アルトゥーロ・ビダルといったチームを支えたベテランがこの夏チームを去った。セリエAで史上初の開幕2連敗を喫するなど、変革の時を迎えているチームは、まさにもがき苦しんでいる状態だ。そんなチームを救えるのは、世界が注目するこの“1億ユーロの男”に違いない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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