泥沼ユベントス、史上初の開幕2連敗 ローマとの頂上決戦で力負け

対照的なローマは新加入が大活躍

 イタリアの絶対王者が激震に揺れている。セリエA4連覇中のユベントスは30日(日本時間31日)、セリエA第2節で昨季2位のASローマと対戦し、1-2で敗北を喫した。開幕戦に続く、まさかの2連敗はクラブ史上初の事態となった。
 試合開始直後からゲームを制圧したローマは、前半24分にMFミラレム・ピアニッチのシュートが右ポストを叩くなど、優勢にゲームを進めていく。前半こそスコアレスで折り返したが、後半16分にピアニッチがフリーキックを直接決めて先制。その後はユベントスが新加入のMFフアン・クアドラードなども投入して反撃に出るが、同30分と33分にDFパトリス・エブラが立て続けに警告を受けて退場処分に。数的優位になったローマは直後の同34分にFWイアゴ・ファルケがゴール前に高く上げたボールをマンチェスター・シティから新加入のFWエディン・ジェコが頭で決めて2-0とした。
 10人になっても意地を見せるユベントスは、同43分に途中出場MFアルバロ・ペレイラのラストパスを受けた新加入FWパウロ・ディバラが決めて1点差とした。アディショナルタイムにはコーナーキックからDFレオナルド・ボヌッチのヘディングがゴールを襲ったが、アーセナルから加入したGKヴォイチェフ・シュチェスニーがスーパーセーブを見せ、ローマが2-1とリードを守り切った。

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