ゴラッソ連発のハメスをベニテス監督が称賛 「その才能に疑いの余地はない」
圧倒的なパフォーマンス
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがリーガ・エスパニョーラ第2節のベティス戦で2得点1アシストの大暴れ。5-0で大勝を飾ったチームの勝利に貢献した。しかも、いずれの得点も鮮烈なスーパーゴールだった。1点目は角度のない位置からの強烈な直接FK、そして2点目はゴール前でのバイシクルシュート。試合後、レアルのラファエル・ベニテス監督もその才能に賛辞を惜しまなかった。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
開幕戦で昇格組スポルティング・ヒホンを相手にまさかのスコアレスドローという失態を演じた。だが、この日 は自慢の攻撃陣が躍動。特に先発に復帰したハメス、そしてトップ下起用に懐疑的な見方をされていたギャレス・ベイルがそれぞれ2得点1アシストと結果を残した。
中でも特大の輝きを放ったのはハメスだった。前半2分、右サイドからのクロスでベイルの先制ヘッドをお膳立て。さらに、レアルは前半39分、エリアのわずか外、ゴール右の角度がない位置からFKのチャンスを得る。このFKのキッカーとなった背番号10は、得意の左足を迷うことなく振り抜くと、強烈なシュートはファーサイドのポストを叩いてゴールネット揺らした。
そして、3点リードの後半5分には見ている者の度肝を抜く“ゴラッソ”を決めた。DFマルセロの左クロスがクリアされたボールをMFトニ・クロースが拾うと、左足でゴー ル前のハメスへ。ハメスは右足のトラップでボールを高く浮かすと、DFからプレッシャーを受けながらも、左足でバイシクルシュート。GKはボールに触るも弾き出すことができず、シュートはゴールへと吸い込まれた。
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