レスターは29日、プレミアリーグ第4節でボーンマスと対戦した。リーグ3戦連続で先発出場中だった日本代表FW岡崎慎司は、この日はベンチスタート。チームは昇格組のボーンマスと1-1で引き分けに終わったが、依然無敗をキープした。
　
　レスターは前節から唯一の変更点として岡崎に変えてMFカンテを起用し、4-5-1システムで試合に臨んだ。しかし、前半に1点のビハインドを負ったレスターは、後半からMFマフレズに変えて岡崎を投入。4-4-2にシステムを変更し、この日もFWヴァーディと2トップを組んだ。
　
　レスターは岡崎の相棒ヴァーディが自ら得たPKを決めて、1-1の同点 で試合を終えた。しかし、45分間の出場となった岡崎は何度か味方からのボールを引き出し、チャンスをつくろうとするものの決定的な仕事を果たすことはできなかった。英地元紙「デイリー・メール」の採点では、平均点ともいえる6点の評価。ボーンマスのMFサーマンが両チーム通じて最高の7.5点、得点者のヴァーディとボーンマスFWウィルソンに7点が与えられている中で、可もなく不可もなくといった評価と言えそうだ。最低点はレスターのDFフートとMFオルブライトンの5.5点だった。
　英衛星放送局「スカイ・スポーツ」の採点では、岡崎は5点と低評価だった。同じく途中出場のレスターDFベナルアンが4点という最低評価を受けているものの、ベナルアンが出場したのは後半アディショナルタイムに入って から。レスターでは岡崎とマフレズ、デ・ラート、ドゥドゥーがこれに次ぐ低い点数を付けられた。両チーム通じてトップは岡崎に代わってこの日先発したのMFカンテの8点。「スカイ・スポーツ」は同選手をマン・オブ・ザ・マッチに選出した。
　レスターは負けなしをキープし、勝ち点8で暫定3位となっている。次節はホームでアストン・ビラと対戦する。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images