ミラン指揮官が明かす、本田急転先発落ちの理由 「私は練習が全て」

「1週間の練習を見てメンバーを決めた」

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、29日の本拠地エンポリ戦で日本代表FW本田圭佑をスタメンから外し、その理由について言及した。試合は2-1で勝利している。
 今季セリエAのホーム開幕戦となるエンポリ戦で背番号「10」はベンチを温め続けた。リバプールから復帰したイタリア代表FWマリオ・バロテッリとともに戦況を見守り続けた。
 1得点1アシストを記録したイタリア杯3回戦ペルージャ戦からトップ下が本田の定位置だった。試合前の公式会見でも本田の出場を示唆していたが、指揮官の選択は途中交代でもなく起用せずだった。
 この日のトップ下の人選について、ミハイロビッチ監督は記者会見でこう語った。
「1週間を見た。練習をみて、スソが常に練習で良かったから。練習では違いを見せていた。1対1も優秀だし、技術があるし、パスも通せる。残念ながら、今日は全くそういうプレーをしなかったが、私はともかく練習を見て決める。試合の後、みんなはなぜこの選手が、なぜあの選手が、プレーしなかったのかと聞くが、監督はチームのために指導している。そしてその1週間の練習を見て決める。練習はそのためにもあるし、同じ選手ばかりプレーさせるのではなく、違う選手も起用するのは正当なこと」

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