日本人FWの“伝説の一撃”に再脚光 ! 「美しい」…アジアカップ公式も動画付きで称賛

FW李忠成が叩き込んだ芸術ボレーをアジアカップ公式が動画付きで称賛【写真:Getty Images】
FW李忠成が叩き込んだ芸術ボレーをアジアカップ公式が動画付きで称賛【写真:Getty Images】

2011年アジアカップ決勝オーストラリア戦、日本代表FW李が叩き込んだ芸術ボレーを紹介

 森保一監督率いる日本代表は来年1月にUAEで開催されるアジアカップに出場し、2011年大会以来5度目の優勝を狙う。そんななかアジアカップ公式ツイッターが1本の動画を投稿。2011年に日本を優勝に導いた伝説の一撃に注目し、「美しいゴール」と称賛。さらに、ゴール直後に見せた独特のポーズに「そのセレブレーションを見て何を思った?」と問いかけている。

 アジアカップ公式ツイッターが取り上げたのは、2011年アジアカップ決勝の日本対オーストラリア戦だ。0-0のまま延長戦に突入したなか、延長後半4分にDF長友佑都が左足でクロスを送り込むと、中央で巧みにフリーとなったFW李忠成が左足を一閃。代表初ゴールとなる値千金の一撃を決めて1-0と勝利し、日本がアジアの頂点に立った。

 その鮮やかすぎるゴールは今でも語り草だが、大会公式ツイッターは動画付きで紹介。「日本のリ・タダナリが、オーストラリア戦で日本に4度目のアジアカップ制覇をもたらす美しいゴールを決めた」と称えている。ゴール直後、李のお馴染みのポーズとなっている“弓矢”の仕草で喜びを表現したが、公式ツイッターでは「そのセレブレーションを見て何を思った?」とファンに問いかけている。

 李はかつてアジアサッカー連盟のインタビュー内で、この一撃について言及。「よくフリーになったね、とか、フリーになってラッキーだったねと言われるんですけど……」と語り、「ラッキーじゃないんです」と明かす。

「画面では映っていないところでちゃんとDFを釣って、駆け引きをして相手を前に行かせて、自分はバックステップを踏んでフリーになっているので」

 今でも多くの人の記憶に残っている李の芸術的な左足ボレー弾。果たして、来年のアジアカップで日本代表からどんなゴールが生まれるのか。1月9日にトルクメニスタン、同13日にオマーン、同17日にウズベキスタンと対戦。順調に勝ち上がれば2月1日に決勝を迎える。

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