記者会見で賛辞　「“ポケット”でプレーする最も優れた選手の一人だ」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、元スペイン代表MFダビド・シルバのパフォーマンスを絶賛している。クラブの公式サイトが記者会見でのコメントを伝えた。

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　バルセロナを指揮していた時のリーガ・エスパニョーラで、バレンシア時代のシルバと対戦しているグアルディオラ監督。「敵として戦っていた時は、いつも手こずった」と振り返った指揮官は、さらに「彼は選手と選手の間のスペース、いわゆる“ポケット”でプレーする最も優れた選手の一人だ。そういう隙間に入り込むんだよ。そうそうできることではない。でも、彼はそれの達人だ」と、シルバの卓越したスキルを絶賛している。

「それに彼はすごく楽しんでいる。彼がこれほど長くプレミアリーグでプレーしているという事実がそれを物語るね。毎日、彼の近くにいられることが本当に嬉しいよ」と、2016年の就任以来、シティで共闘できていることに喜びを感じているようだ。

　また、チームメイトのイングランド代表DFカイル・ウォーカーも、「ダビド・シルバはファンタスティック。彼は声を上げるタイプではないが、サッカーを通して喋るんだ。それが彼の特別なところ。我々全員の手本で、一緒にプレーするのは嬉しいけど、敵になったら悪夢だよ」と手放しで称賛した。

　32歳となったシルバは、昨季圧倒的な強さでプレミアリーグを制したチームで攻撃陣の中心として活躍。今季も首位を快走するなか、不可欠な戦力として輝きを放っている。名将ペップも一目置くレフティーが、プレミア連覇、そして悲願のUEFAチャンピオンズリーグ優勝の鍵を握る存在なのかもしれない。