UEFAチャンピオンズリーグ（CL）プレーオフのセカンドレグ第1日が25日、欧州各地で開催され、本戦へ出場する5チームが決定した。
　昨年のブラジル・ワールドカップに日本代表として出場したFW柿谷曜一朗が所属するスイスのFCバーゼルは、イスラエルのマッカビ・テル・アビブと対戦。ホームでの初戦を2-2で引き分けていたバーゼルは、この日のアウェーゲームで先制しながらも追いつかれて1-1の引き分け。アウェーゴールの差で本戦出場を逃した。柿谷は試合のメンバーにも入らなかった。
　また、バレンシアが、モナコとの強豪対決を制した。ホームの初戦を3-1と勝利し てアウェーに乗り込むと、前半4分にネグレドのゴールで先制。その後、1-2と逆転を許してゲーム自体は敗れたものの、初戦の2点リードを生かして2戦トータル4-3で勝利。3シーズンぶりのCL本戦への切符を手にした。
　その他では、スウェーデンのマルメが、MF中村俊輔などが所属したスコットランドのセルティックに勝利。クロアチアのディナモ・ザグレブ、ウクライナのシャフタール・ドネツクもそれぞれ本戦へと駒を進めた。
　26日の第2日では、ホームでの初戦を1-0で勝利したラツィオがレバークーゼンとのアウェーゲームに臨む。同じくホームで3-1の勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッドは、本戦行きを懸けてベルギーのクラブ・ブルージュとのアウェーゲームに乗り込む試合などが予定され ている。
　26日のゲームで本戦出場の32チームが出そろい、現地時間27日には本戦グループステージの組み合わせ抽選会が開催される。その後、9月15日と16日のグループステージ第1節から、ヨーロッパの頂点を争う最高峰の戦いがスタートする。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images