天才ドリブラーの悲痛な叫び 「僕はベティスに戻りたいんだ」

ビオラでの飼い殺し状態も告白

「報道されているような事実はない。僕は去年から移籍リストに入っていたんだ。一人でトレーニングすることもあった。なぜ、彼らが考えを変えたのかはよく分からない。僕の移籍を止めてくれたファンでさえ、僕が故郷に帰りたいという気持ちを理解できると言ってくれた。なぜフィオレンティーナにはそれが理解できないのだろうか」
 気持ちはすでに移籍に傾いているというホアキンは昨季、一時飼い殺し状態だったとも明かしている。
「僕は売りに出されていると言われて、ベティスに行く決心をしたんだ。賽は投げられた。もう後戻りはできないよ。僕の心はセビージャ(ベティスの本拠地)にある。こうした気持ちのままプレーはできないし、チームメートの助けとなることもできない」と、悲痛の叫びで訴えている。
 快足を飛ばし、右サイドを駆け上がるドリブルでファンを沸かしたホアキン。実に9年ぶりとなる心のクラブへの復帰は実現するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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