バルサ痛恨… メッシが右腕骨折で全治3週間と診断、次節クラシコ出場は絶望的

右腕を抑えて倒れ込むメッシ【写真:Getty Images】
右腕を抑えて倒れ込むメッシ【写真:Getty Images】

セビージャとの上位対決を4-2で制し首位奪還も、絶対的エースを失う緊急事態

 バルセロナは現地時間20日にリーガ・エスパニョーラ第9節セビージャ戦に臨み、4-2で勝利した。上位対決となったこの試合で、FWリオネル・メッシは1ゴール1アシストの活躍を見せたが、前半途中に右腕を痛めて途中交代に見舞われ、次節レアル・マドリードとの「エル・クラシコ」出場が絶望的となった。

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 直近のリーガ4試合で3分1敗と勝ち星に恵まれていなかったバルサ。この日は前節終了時点で首位に立つセビージャが相手だったが、試合開始直後からエースが冴えを見せた。前半2分、テンポの良いパスワークからメッシがダイレクトでMFフィリペ・コウチーニョにラストパス。これをコウチーニョが巧みに決め切って幸先良く先制に成功した。

 その10分後、バルサはカウンターから右サイドに張っていたメッシにパスが送られる。これを受けたメッシは、十八番の細かなステップワークのドリブルから左足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に吸い込まれ、2-0とした。

 ここまではメッシが試合を掌握するプレーぶりを見せたが、同16分にアクシデントが起きる。右サイドでの球際の競り合いで倒れ込んだ際、ピッチについた右肘付近を痛めて突っ伏したのだ。

 メディカルスタッフが治療を施したものの、メッシは前半26分にFWウスマン・デンベレと途中交代となった。試合後、メッシは病院に直行。クラブ公式ツイッターによると、右腕の橈骨に骨折が見つかり、全治3週間というショッキングな診断結果が下った。

 試合はその後、後半に両チームが2点ずつを取り合い4-2でバルサが勝利。リーグ戦5試合ぶりの白星で上位対決を制し、首位に返り咲いたものの絶対的エースを負傷で失ってしまった。24日のUEFAチャンピオンズリーグのインテル戦、そして28日に迫る宿敵レアルとのクラシコに向けて痛恨の事態となってしまった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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