ペドロ逃したマンUがプレミア最速ハット男を移籍金29億円で獲得へ

サウサンプトンMFサディオ・マネ獲得急浮上
獲得目前と見られていたバルセロナのスペイン代表FWペドロがチェルシー行きで合意となったマンチェスター・ユナイテッド。バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーやレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルといったスーパースター獲得を望んでいるとされる中、新たなターゲットの名前が浮上している。その選手は日本代表DF吉田麻也も所属するサウサンプトンのFWサディオ・マネだ。英地元紙「ガーディアン」が報じている。
ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督がエド・ウッドワードCEOに対し、このセネガル代表MFの獲得を要求しているという。2014年にサウサンプトンに加入したこの快速アタッカーは、初挑戦のプレミアリーグでいきなり30試合出場で10得点の活躍。5月16日のホーム、アストン・ビラ戦では1点目からわずか2分56秒の間に3得点を挙げるという離れ業を披露。プレミアリーグ史上最速のハットトリックを達成していた。
ただし、現在までに正式な形でオファーには至っていないようだ。英BBCによれば、サウサンプトンもユナイテッドが23歳のマネに対して関心を示していることは認めたものの、接触はないとレポートしている。マネの獲得には最低でも1500万ポンド(約29億円)が必要と見込まれている。
合意寸前と報じられていたペドロを土壇場で王者チェルシーに奪われる格好となったユナイテッドは移籍史上閉幕前に新たなアタッカーの補強に動いている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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