元鹿島監督のジョルジーニョがブラジル名門の監督に就任
ブラジル1部最下位ヴァスコ・ダ・ガマ再建を託される
鹿島で選手と監督として活躍した元ブラジル代表DFジョルジーニョ氏がブラジル1部リーグのヴァスコ・ダ・ガマの新監督に就任したことが明らかになった。クラブの公式サイトで発表した。
ヴァスコ・ダ・ガマは19節段階で3勝4分け12敗と20チーム中最下位に沈んでおり、0-1でコリチーバに敗れた15日に成績不振から前任のセルゾ・ロッチ監督を解任していた。
1994年のアメリカ・ワールドカップにブラジル代表の一員として優勝を経験したジョルジーニョ氏は2000年から01年までヴァスコでプレー。現役引退後の2006年に指導者に転身していた。同年から10年までは、ドゥンガ監督の下でブラジル代表のアシスタントコーチを務めた。その後は鹿島、フラメンゴ、AAポンチ・プレッタ、UAEのアル・ワスルなどの監督を歴任している。
かつて世界最高のサイドバックと呼ばれ、ブラジル代表として世界一を経験した名プレーヤーは不振にあえぐ古巣の再建を託されることとなった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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