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モウリーニョ火だるま 美人女医降格決断で医療界から非難殺到
アザール治療をめぐりカルネイロ医師はベンチ外に
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の判断は正しかったのだろうか。2-2ドローに終わった開幕戦スウォンジー戦でメディカルスタッフであるエバ・カルネイロ医師を医療行為を公の場で批判し、更にベンチ入りスタッフから外した。ポルトガル人指揮官の非情な制裁に、美人女医を擁護する声が医療界で続々と上がっている。英BBCが報じている。
波紋はサッカー界だけにとどまらず、スポーツ界、そして医療関係者へと広がっている。元リバプールで、現在はオーストラリアのクリケットチームで医師を務めるピーター・ブルックナー氏は、英「BBC Radio 5 Live」の中で「(エバ医師)に対し、敬意を欠いている」とサッカー界のカリスマ監督を批判した。
プレミアリーグ開幕戦のスウォンジー戦の終了間際、GKクルトワの退場で1人少なくなっていた状況でアザールがピッチに倒れ込んだのを見るとカルネイロ医師は同じくスタッフのジョン・フェーン医師と共にピッチに飛び込んだ。しかし、メディカルスタッフがピッチに入って治療を行えば、アザールは数分間ピッチの外に出なければならない。さらなる数的不利な状況になるとして、監督はテレビカメラの前でドクターの行動を批判。更にファーストチームのベンチ入り禁止を命じた。
それでもブルックナー氏はメディカルスタッフの判断は正しかったと主張している。
「あれは監督がどうこう言う話ではない。監督に前線であの選手を使えとか、4-3-3でプレーしろと言う医師はいないだろう? 医師が100パーセント正しく、私の見解では監督が100パーセント間違っている。彼は謝罪するべきだ。そしてクラブも、医師たちの降格処分はなしと判断すべきだろう。彼女は何も間違っていないのに、大勢の人間の前で恥をかかされた」