サッカー界の孫悟空は誰だ!? あの元日本代表選手の名前も

スペイン紙がランキング

 鳥山明氏の名作漫画「ドラゴンボール」は、全世界で圧倒的な人気を博してきた。スペイン地元紙「マルカ」電子版は、その主人公である孫悟空のような髪形ランキングを企画した。その中には、かつての日本代表選手も名を連ね、大きな話題になっている。
 その企画名は「孫悟空と同じ髪形のフットボーラー6人」。激情にかられると金髪たなびくスーパーサイヤ人と似た髪形の選手が選出されている。
 栄えある1位にはメキシコリーグ1部プーマスのエクアドル代表FWフィデル・マルティネスが選出されている。「もしも、悟空がエクアドルに生まれていたら、彼はフィデル・マルティネスと呼ばれていただろう。だから、我々もそう呼ぶことにする」と寸評ではハイレベルな悟空ぶりを絶賛している。
 2位はナポリのスロべキア代表MFマレク・ハムシク。トサカ頭がトレードマークのアタッカーは、「彼の父親はハリネズミ」と評されている。
 3位はACミランからモナコに移籍した「ファラオーネ」こと、イタリア代表FWステファン・エルシャラウィ。寸評では「いったんエルシャラウィの頭に落下したら、おしまいだ」と試合中も乱れない研ぎ澄まされたモヒカンぶりに着目している。
 そして4位には元日本代表ですでに現役を退いているMF戸田和幸氏。2002年日韓W杯では赤いモヒカンヘアで一世を風靡(ふうび)した。「ここは日本ではない。惑星ベジータだ。変装するために髪の毛を赤く染めている」と表現されている。
 5位のトリノFWマキシ・ロペス。ミランで過ごした2012年シーズンには8試合1得点に終わり、金髪モヒカンのアルゼンチンストライカーの不発ぶりを皮肉たっぷりに伝えた。「ロッソネロ(ACミラン)時代はゴールを決めることよりも自身がスーパーサイヤ人に見えるように腐心していた」。
 選外として登場したのはマレーシアリーグのFCタン・ワン・フリーでプレーするブラジル人FWアグスティーニョ。「孫悟空スタイルのパイオニア」と評された、無名のストライカーはネイマールのような金髪モヒカンが理由で選出されていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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