負傷に苦しむ元イタリア代表が33歳で引退決意 ローマのフロント入りへ

新たなキャリアをスタート

 ユベントスやローマでプレーしていた元イタリア代表DFフェデリコ・バルザレッティが引退を決意した。およそ2年にわたって苦しんでいる骨盤の負傷から回復することができず、ユニホームを脱ぐ事を決意。現地時間12日に記者会見を開き、引退を発表する予定だという。伊ニュースサイト「ジャンルカ・ディ・マルツィオ・コム」が報じた。
 イタリア代表としても活躍し、EURO2012の準優勝メンバーでもある。ユベントスやフィオレンティーナ、パレルモ、ローマといったセリエAからCまで各カテゴリーのクラブを渡り歩いて活躍した。しかし、2013年に骨盤を損傷し、プレーすることが不可能な状態となった。昨年9月には医師から引退勧告を受けたともリポートされていた。この元イタリア代表は、手術や懸命なリハビリを繰り返したが、復帰は果たせず。残念ながら33歳の若さでスパイクを脱ぐ決断をしたようだ。
 それでも、バルザレッティはサッカー界から離れる訳ではないという。引退後、ローマの敏腕SDワルテル・サバティーニ氏のもとで働くことが決まっており、今後はクラブのフロントスタッフとして新しいキャリアをスタートさせるもようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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