モウリーニョの容赦なき大ナタ 美女チームドクターに降格処分

開幕戦ロスタイムでのアザール治療行為が引き金

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は自身の哲学に合わなければ、ワールドクラスの選手であろうと、容赦なくメンバーから外してきた。そしてそれはスタッフでも同様のようだ。指揮官はチェルシーの美人チームドクター、エバ・カルネイロ医師をチームの帯同スタッフから外した、と英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 
 モウリーニョはプレミアリーグ開幕戦のスウォンジー戦で、エデン・アザールが足を痛めてピッチに倒れ込んだ際、すでに10人と数的不利な状況だったにも関わらず、すぐさまピッチに駆け込んだメディカルスタッフに激怒。「フットボールというものを理解しなければいけない」とテレビカメラの前で対応に不満をあらわにしていた。
 
 2009年にチェルシーのリザームチームに加わり、11年にアンドレ・ビラス=ボアス元監督時代にファーストチームのスタッフに昇格を果たしていたカルネイロ医師。ファーストチームのドクターは続けるものの、次節のシティ戦以降、ベンチ入りはおろか遠征先のホテルや帯同やチーム練習にも参加することはなくなるとレポートされている。また、同じくメディカルスタッフのジョン・フェーン医師にも”降格処分”を与える可能性があるようだ。
 
 スペシャル・ワンから鋭い舌鋒を浴びせられた美人女医に対しては、SNSを通じて多くの人から励ましの声が届いていたというが、スペシャル・ワンは厳格な判断を下した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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