大物が並ぶマルセイユの後任監督人事 クロップは既にオファーを固辞

次々と候補に挙がるビッグネーム

 フランス1部のマルセイユは、マルセロ・ビエルサ監督の突然の辞任によって大混乱に陥っている。注目の後任監督人事だが、前ボルシア・ドルトムント監督のユルゲン・クロップ氏に監督就任を依頼し、既に固辞されていたようだ。「ESPN」が伝えている。
 マルセイユのヴァンサン・ラブルン会長は、ビエルサ辞任からすぐにクロップ氏にコンタクトを取ったという。昨季を終えてドルトムントを離れて休養に入っていたクロップ氏だが、代理人は「マルセイユは大きな興味を示したが、ユルゲンがサッカー界に戻るには、まだその時ではないと判断した」と声明を出し、オファーを固辞していたと語った。
 また、フランス紙レキップは同じく代理人の言葉を報道しつつ、クロップはバイエルン・ミュンヘンの監督の座が空くのを待っているとも報じている。
 同紙によれば、現在の候補は元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏と、元オランダ代表監督のフース・ヒディング氏だという。また、ローマなどで指揮を執ったルチアーノ・スパレッティ氏や、元チェルシー監督のロベルト・ディ・マッテオ氏も候補に挙がっているという。
 先日、フランスが生んだ英雄ジネディーヌ・ジダン氏も候補になったと報じられたマルセイユの監督人事。並んでいる名前はビッグネームばかりだが、どのような結論に至るのだろうか。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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