ミラン堅守復活へ イタリア最有望株DFを移籍金40億円で補強

ローマのロマニョーリと合意

 ACミランがDFラインの柱としてASローマからDFアレッシオ・ロマニョーリを移籍金総額3000万ユーロ(約40億円)で獲得することが決定的になった。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
 20歳のストッパーは、シニシャ・ミハイロビッチ監督が獲得を熱望した伝統の堅守復活の鍵を握る存在だった。ミランは、所属元のローマと、2500万ユーロの移籍金に加えて500万ユーロの成果給を支払うことで合意。総額40億円の移籍金となり、ロマニョーリ本人もミランと5年契約を結ぶことで合意に達したという。メディカルチェックは10日に行われ、正式発表の運びとなる。
 2年連続で欧州のカップ戦出場権を逃しているミランは、今季コロンビア代表FWカルロス・バッカ、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノ、イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチなど、大物の補強を続けていた。今回のロマニョーリ獲得で、残るシルビオ・ベルルスコーニ会長のターゲットは獲得が困難視されているパリのカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチのみとなっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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