C・ロナウドが敵地フロジノーネ戦の終盤に2戦連続弾　アッレグリ監督もエースの働きに言及

　ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間23日のセリエA第5節の敵地フロジノーネ戦（2-0）にフル出場。一人で二桁を超えるシュートを放ちながら守備を固める相手に苦戦したが、後半36分に2試合連続ゴールを決めた。ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後に、ロナウドの「メンタルの強さ」を称賛している。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じた。

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　ロナウドは19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の開幕戦バレンシア戦（2-0）で衝撃の退場処分を受けた。世界中で物議を醸した試合から中3日で迎えたフロジノーネ戦にスタメン出場。3シーズンぶりのセリエA復帰で、ホームでも引き分けを上出来とするスタイルのフロジノーネ相手にシュートの雨を降らせた。

　それでもなかなかゴールが奪えなかったロナウドだが、後半36分にゴール前のこぼれ球を左足で蹴り込み2試合連続となる先制弾をマーク。チームはさらに1点を追加して、勝利を収めた。

　アッレグリ監督は「クリスティアーノ・ロナウドには多くのチャンスがあった。それは、良いボールが毎回、ボックス内でゴールを決められる選手のところに渡ったからだ。何度か外したし、リバウンドでアンラッキーな場面もあったが、彼の強みはゴールが決まらなかったとしても、常に試合に一生懸命なことだ」と評価。さらに「試合終了を目前にあんなゴールが決められるということは、彼が他の選手よりもメンタルが強いからだ」と称賛している。

　開幕4戦目で待望のセリエA初ゴールを決めたユベントスの新エースは、ここ2試合で3ゴール。チームは唯一の開幕5連勝でトップに立っている。