イタリア復権へ セリエA各クラブの今季投資額が540億円を突破

強豪が積極補強

 「セリエAのクラブが今夏の移籍市場に4億ユーロを投資した」と、イタリアのインテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が、移籍市場全体の動向としてリポートしている。
 先日、ナポリがエンポリのアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイの獲得を500万ユーロ(約7億円)でまとめたことにより、移籍市場全体への投資額が4億ユーロ(約540億円)を突破し、4億105万ユーロに達したという。
 一方で、移籍金として受け取った金額は3億4758万ユーロ(約470億円)で、5347万ユーロがいわゆる貿易赤字となる。このデータはイタリア国外から選手を輸入している金額の方が大きいこ とを示し、「この視点から見れば、セリエAがイングランドのプレミアリーグと、スペインリーグに次ぐ第3のレベルにあることを示している」とまとめている。
 ここまで、イタリアのクラブが支払った最高額は、ユベントスがパレルモからFWパウロ・ディバラを獲得した際の3200万ユーロ(約43億円)で、その次に3000万ユーロ(約40億円)で獲得したインテルのフランス代表MFジョフリー・コンドグビアと、ミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが続くとしている。一方で、国外のチームから最も高額の移籍金を受け取ったのは、ユベントスがバイエルン・ミュンヘンにチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを売却した際の3700万ユーロ(約50億円)だとリポートした。

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