モウリーニョがチェルシーとの契約を2019年まで延長 「さらなる成功を」

自身最長の契約へ

 チェルシーはクラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が2019年までとなる新たな契約にサインし、契約延長を果たしたことを正式に発表した。これにより、ポルトガル人指揮官は2019年まで、チェルシーで指揮を執ることとなった。
 モウリーニョ監督は公式サイトを通じて声明を発表している。
 
「クラブが幸せなら、私も幸せだ。新しい契約にサインするということは、私にとっては当然のことだった。大事なのは継続していくこと。これからもファンのため、選手のため、そしてクラブのためにさらなる成功を収めて、楽しめるといいね」
 2013年におよそ6年ぶ りにチェルシーに復帰。就任1年目こそ無冠に終わったが、チームの基盤が完成し、FWディエゴ・コスタやMFセスク・ファブレガスを加えた2年目の昨季にはプレミアリーグとリーグカップの2冠を達成した。
 
「2年前、この場所に戻ってきた時には、特別な感情を持っていると言ったが、それは今でも変わらない。私はいつもこのクラブのことを考えている。このクラブに長く留まることができて幸せだ」
 自身を“スペシャル・ワン”と称したこの男は、これまで複数のビッグクラブを指揮し、行く先々でタイトルを総なめにしてきた。ポルト、インテルでは欧州チャンピオンズリーグを制し、レアル・マドリードでもバルセロナとのし烈な争いを制してリーグ制覇を経験している。
 
 短期間でチ ームをつくり上げ、数々の栄光に導いてきた。ただし、監督としてのキャリアは、2004年から07年までのチェルシーと、10年から13年までのレアルを率いた3季が、これまでの最長期間だった。今回、契約を延長したことで、全うすれば、自身の最長期間を更新する。チェルシーへの復帰で“ハッピー・ワン”となった男は、“ブルーズ”に骨を埋める覚悟を決め、再び欧州の頂点を目指す。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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