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トップ生き残りを懸けるレアルの神童 母国での親善試合でアピールなるか
壁に直面したエデゴー
昨季レアル・マドリードに加入したノルウェーの神童FWマーティン・エデゴーが、大きな壁に直面している。スペイン地元紙「マルカ」によれば、今季からトップチームに帯同している16歳の同選手は、ラファエル・ベニテス監督の信頼を得るには至らず、現在のパフォーマンスではトップチームからの降格が濃厚となっているという。
レアルは、9日にエデゴーの母国ノルウェーの首都オスロでバレレンガと親善試合を行う。記事では、エデゴーにとっては、この試合がトップチーム残留に向けたアピールの最後のチャンスであると伝えられている。現状では19歳のMFマルコ・アセンシオや18歳のFWボルハ・マジョラルといった同じく10代の逸材たちに後れをとっており、このままでは期限付き移籍で他クラブへ貸し出されるか、昨季同様にジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)でのプレーが濃厚となっている。
世界最高のクラブの一つであるレアル・マドリード。そこで成功を収めるためには、15歳でノルウェー代表デビューを果たした特大の才能を持ってしても、一筋縄ではいかないようだ。エデゴーは、母国で行われる一戦で印象的なプレーを披露し、ベニテス監督の眼鏡にかなうことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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