天才メッシが練習で味方翻弄 華麗な“直角ヒールパス”にファン興奮「贅沢の極み」

バルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

ビダルとスアレスを手玉に取る抜群のボールコントロールを披露

 バルセロナは現地時間15日にリーグ再開初戦のレアル・ソシエダ戦を迎える。絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、9月の代表活動には参加せずに調整を続けてきたが、練習で見せたさりげないテクニックに「贅沢の極み」「天才クラック」と称賛が相次いでいる。

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 プロ15年目の今季はここまで3試合中2戦で2ゴールを挙げ、得点ランキングでトップタイ。ロシア・ワールドカップ(W杯)を戦った後のシーズンながら、好調をキープしている。現地時間7日のグアテマラ戦(3-0)、11日のコロンビア戦(0-0)に臨んだ9月のアルゼンチン代表メンバーには選出されなかったが、その分充実のトレーニングを行ったようだ。

 アルゼンチンメディア「Diario Ole」は、「メッシはどんな時も凄い」と題して一本の動画を公開。映像ではミニゲームの様子が収められているが、左後方からボールを奪いに来たチリ代表MFの潰し屋アルトゥーロ・ビダルに対し、左足でボールを引き、軸足の右足かかとに当てて直角に方向転換。いとも簡単にプレッシャーをかわしてみせた。さらに、別のシーンでは正面から猛然と間合いを詰めるウルグアイ代表FWルイス・スアレスを右に一個持ち出してあっさりとかわすと、二人のカバーが控えるなかで正確に味方にパスを通した。

 投稿のコメント欄には、「贅沢の極み」「トレーニングでさえ彼にとっては“舞台”」「天才クラック」と華麗なテクニックへの称賛が大半を占めるなか、わずかに「フランス戦でやってくれ…」とロシアW杯で姿を消したフランスとの決勝トーナメント1回戦で輝きを放ってほしかったと注文をつける声もあった。厳しい意見をはね退けるためにも、まずは15日のレアル・ソシエダ戦で最高のパフォーマンスを見せたい。

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