英国人記者が注目する森保Jの“ポスト長谷部”問題 「青山には監督の情熱を感じるが…」

「4年後のカタールW杯を見据えれば…」

 これは日本代表において長年起きている現象だが、実験的なメンバー選考となったコスタリカ戦の90分間においても、国内組と海外組のクオリティーには大きなギャップがあることが浮き彫りになった。青山は32歳。4年後のカタールW杯を見据えれば、年齢的な部分を考えても長谷部の後継者と見なされることはないのではないか。

 ボランチという攻守のつなぎ役、そしてチームリーダーとして、長きにわたって日本代表を支えてきた男の代わりを誰が務めることになるのか。東京五輪、そしてカタールW杯に向けて、日本代表の新たなタレントの台頭とともに、類稀なるキャプテンシーを発揮する新リーダーの誕生に注目していきたい。

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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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