“新生”韓国代表が目指すサッカーは? ポルトガル人新監督の“ポゼッション志向”に注目

7日に開催された国際親善試合で、コスタリカ代表に2-0で韓国代表が勝利【写真:AP】
7日に開催された国際親善試合で、コスタリカ代表に2-0で韓国代表が勝利【写真:AP】

韓国メディアが初陣コスタリカ戦の戦いぶりを検証

 7日に開催された国際親善試合で、韓国代表はコスタリカ代表に2-0で勝利した。韓国メディアはかつてポルトガル代表などを率いたパウロ・ベント新監督の戦術に注目し、試合結果だけでなく、その戦いぶりを称賛している。

 スポーツ・芸能総合サイト「エックススポーツ」は、「ベント監督は勝利はもちろん、自身が追求するサッカーを見せた」と称え、「最も印象的だったのは、サイドを攻略する戦術だった。両サイドバックで先発したホン・チョルとイ・ヨンは、かなり高い位置でプレーしていた。ほぼ、MFと言ってもおかしくないポジションだった。両サイドバックが上がった場合は、センターバックがそこを埋める動きで、相手のカウンターを防いでいた」と説明した。

 確かに、両サイドバックのポジションが高くなるにつれ、サイドのFWソン・フンミンとMFイ・ジェソンは自然と中央へ切り込むプレーが増えた。

 さらに1トップで先発したFWチ・ドンウォンも、ポストプレーに終始することなく、左右のスペースに積極的に走りこんで相手守備を翻弄していた。

 ベント監督の指示は、それだけではなかったようだ。同サイトは「韓国は全体的にラインを高く上げ、前線から積極的にプレスをかけてボール支配率を高めた。これが功を奏した」と伝えている。

 また、「ベント監督の戦い方で見えてきたのは、“スピードと技術”」と、スポーツ専門サイト「SPOTVニュース」は報じている。

「それは選手の選出からも明らかで、チ・ドンウォン、ナム・テヒ、ファン・ウィジョ、イ・スンウなど、スピードと技術を備えた選手を多く代表に呼び入れた」

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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