FIFAに関する質問にうんざりのロナウド「僕にどうして欲しいんだ?」
繰り返される質問に我慢の限界
レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドはワールドカップ招致での収賄問題やゼップ・ブラッター会長の辞任で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)に関して、「何も心配していない。クラブに全てを捧げている」と、関心がないことを語っている。
オーディオメーカー「Monster」がロナウドとコラボレーションし、新型ヘッドフォーンを発売し、そのプロモーションイベントにロナウドが参加した。そこで「CCNエスパニョール」のインタビューに応じたが、インタビュアーからイベントとは関係のないFIFAに関する質問を受けると、ポルトガル代表FWは怒りをあらわにしながらこのように答えている。
「正直に話せばいいのかい?僕は何も心配していない。僕は自分の仕事をするだけ。僕はクラブに全てを捧げている。それ以外のことは僕にとって重要じゃない。外で起きていることは気い掛けていないよ」
一度は別の話題に切り替わったものの、インタビュアーが2020年ワールドカップの開催地カタールについての質問をしたことで、CR7にも我慢の限界が来たようだ。
「この場でFIFAのことを話すのは馬鹿げている。僕はFIFAにもカタールにも関心はない。僕にどうして欲しいんだ?製品について話してくれ。彼(インタビュアー)はFIFAのことしか話していない」
ついに、キレてしまったロナウド。この夏、プロモーションのために来日も果たしていたが、サッカー以外のところでも引っ張りだこのスーパースターには、思いもよらぬ災難が待っていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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