アルゼンチン代表監督がメッシの代表招集を示唆 スーパースターの判断はいかに

メッシを擁護しつつ招集を示唆

 アルゼンチン代表を率いるヘラルド・マルティーノ監督は、代表活動を休止するとうわさされていた同国主将のリオネル・メッシ(バルセロナ)について、今後も引き続き招集する可能性があることを示唆した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
 
 アルゼンチン代表は今夏に行われた南米選手権で、2014年ブラジル・ワールドカップに続き準優勝に終わった。またも頂点に届かなかったことで、チームの中心であるメッシは、一部メディアやサポーターから批判されていた。度重なる批判のプレッシャーにより、9月8日に行われる親善試合メキシコ戦から代表活動を一時休止するのでは伝えられていた。
 
 しかし、マルティーノ監督は「コパ・アメリカ(南米選手権)でのメッシのパフォーマンスはアルゼンチン代表としてベストなものだった。こうした批判には特に言及しないよ。全く信じられない。根拠も説得力もない」と、選手を擁護。
 
 そして「彼がメキシコ戦で招集できないということはない。来週のメンバー発表の時になれば分かるさ」と、メッシの招集をほのめかしている。一方で、その招集にメッシが応じるのかどうかは別の問題でもある。W杯予選へ向けてエースを確保したい監督と、度重なる批判に傷つくメッシ。メンバー発表に向けて、両者の判断が注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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