長友、ガラタサライ移籍受け入れも移籍金格安で暗礁に

メロとのトレードは実現せず

 インテルの日本代表DF長友佑都は、ガラタサライ移籍を受け入れたが、移籍金の提示額が格安だったために交渉がストップしていると、イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
 インテルからは、すでに戦力外と告げられている長友の去就問題が二転三転している。2日、トルコでインテルのファッソーネGMとアウジリオ強化部長はガラタサライ幹部と会談した。同紙は「長友の移籍について、まず経済的な価値を図る話し合いが行われた。しかし、昨日、試合の数時間前にファッソーネGMと、アウジリオ強化部長が一緒に座ったテーブルには、ガラタサライの幹部はあまり にも低い額のオファーをお皿に載せた」と報じている。
 格安オファーだったために、インテルは長友をメロとの交換トレード話には含まず。ロベルト・マンチーニ監督が獲得を熱望するガラタサライのブラジル代表MFフェリペ・メロとのトレードが実現しなかったという。
 それでも日本人サイドバックは、運命を受け入れたという。記事では「この日本人はガラタサライ移籍を受け入れた。インテルでは構想外だと分かっているからだ」と伝えられている。
 マンチーニ監督は「メデルは放出リストには入っていない。長友を売ることができるから」と語っている。放出前提のダイナモだが、インテルが満足するほどのオファーをガラタサライは出していないようだ。本命視されていたトルコ強 豪の低評価で、日本人サイドバックの去就問題は混迷の度合いを深めている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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