レアル会長がラモスと和解 年俸12億円で2020年まで契約延長へ
互いの落としどころ
レアル・マドリードは、今季からチームの主将を務めるDFセルヒオ・ラモスに対し、年俸900万ユーロ(約12億2400万円)、2020年6月末までの契約延長オファーを準備していると、スペイン地元紙「ABC」が報じている。
これまでラモスは契約延長交渉において、クラブ側に年俸1000万ユーロ(約13億6000万円)までの給与アップを要求していた。これに対し、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、700万ユーロ(約9億5000万円)を提示するなど、互いの思惑に大きな相違があった。これによって2人の関係は悪化。マンチェスター・ユナイテッドが年俸1100万ユーロ(約15億円)のオファーを出 したことで、ラモスは退団に傾いていると見る向きもあった。
しかし、スポーツディレクターのホセ・アンヘル・サンチェス氏や、ラモスの兄で代理人のレネ氏を交えた会談を行い、会長とラモスは和解したと伝えられている。当初、ラモスが要求した1000万ユーロには及ばないとはいえ、結果的にペレス会長も選手側の要求を受け入れ、互いの妥協点を見いだすことに成功したようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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