大量補強の余波 ミランCEOに迫られる余剰人員の整理

昨季チーム得点王も厳しい立場

 今夏の移籍市場で前線を大量補強したミランだが、リーグ登録25人枠の規定を順守するため、放出への動きが活発になり始めた。イタリアの移籍情報サイト「カルチョメルカート・コム」では、「ニアングとメネズのどちらかは余剰だ」という見出しで特集している。
 フランス代表MFジェレミー・メネズは、昨季のリーグ戦16ゴールでチーム内得点王になった。しかし、「彼が不可欠な存在であったのは5月までの話だ」と、厳しい論調で現在の立場を説明している。それだけ、コロンビア代表FWバッカと、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノによる2トップのパフォーマンスが強烈であ り、その牙城を崩すのは難しいという論評だ。
 メネズに対しては、リバプールからの興味が報じられていたが、このうわさはメネズ本人がハッキリと否定しているという。モナコも候補に挙がったが、同僚だったイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィの移籍によって立ち消えになったとしている。まずは、交代出場候補の一番手を確保するためのパフォーマンスが必要だとも報じている。

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