直接対決控えたセスクが語る変わらぬアーセナル愛

「僕には素晴らしい思い出がある」

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは今でもアーセナルへの愛情を持ち続けている。8月2日に行われるコミュニティー・シールド(前年のリーグチャンピオンとFAカップ王者が対戦)のアーセナル戦を控え、古巣への思いを語った。英地元紙「ガーディアン」が報じている。
 
 セスクは昨季、バルセロナからチェルシーへ加入した。アーセナルが優先交渉権を持っていたとされるが、アーセン・ベンゲル監督はこの権利を行使しなかった。
 16歳から育ったアーセナルの宿敵への移籍は地元ファンからの反感を買い、チェルシー対アーセナルの試合ではセスクに対してブーイングも行われた。
 
 それでも、このスペイン代表MFは、8年間プレーした“ガナーズ”への愛情が薄れることはなかったと主張。心の中には今でも赤い炎が燃え続けているという。
 
「クラブ(アーセナル)に対して抱いていた愛情が変わることはない。重要なことは、僕の中にある思い出たちだ。僕には素晴らしい思い出がある。愛情もあるし、敬意を払っている」
 シーズンの開幕を告げるコミュニティー・シールドは、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われる。この試合にむけてもセスクは強い意気込みをもっているようだ。
「確かに、この大会は最も重要という訳ではないが、絶対に勝ち取りたい。大勢のファンの前、そしてウェンブリーでのロンドン・ダービーだ。ビッグゲームになるだろう。プレシーズンの試合とはいえ、勝ちたいね。彼らは僕らよりも10日早く始動している。彼らのほうがフレッシュな状態であったとしても、心配はしていないよ」
 アーセナル時代の赤ではなく、青いユニフォームを身にまとったセスクは、昨季加入1年目から大車輪の活躍を披露。主将も務めたアーセナルでは成し遂げられなかったプレミア制覇をいきなり成し遂げた。28歳と選手としてのピークを迎えているセスクは、自身初のチャンピオンズリーグ優勝も見据え、チェルシーでさらなる栄光に向かって突き進もうとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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