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レスター岡崎、3部相手にフル出場も無得点 指揮官はライバル絶賛
ラニエリ監督「何度も得点できるチャンスがあった」と苦言
日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターは28日、英3部のバートン・アルビオンと練習試合を行い、2-0で勝利した。岡崎は先発出場したが、無得点の不発に終わった。
クラウディオ・ラニエリ新監督はスターティングイレブン全員をフル出場させ、選手の状態を確認した。地元紙「レスター・マーキュリー」のリポートによれば、この日のレスターは3-4-3システムを採用。GKは守護神カスパー・シュマイケル。3枚のDFには右からヴァシレウスキ、フート、フクス、MFはチルウェル、ハモンド、キング、オルブライトンが並んだ。そして3トップにヴァルディ、岡崎、クラマリッチが起用されている。
岡崎は味方との連係で何度かチャンスを演出したが、この試合もゴールはなかった。試合は3トップの一角に入ったイングランド代表ヴァルディが2ゴールを挙げて、先発確保に猛アピール。レスターが2-1で勝利している。
試合後、ラニエリ監督は公式サイトで決定機を逃す場面の散見した攻撃陣に苦言を呈した。
「選手たちには『何度も得点できるチャンスがあった』と話した。ストライカーが得点することは重要なことだ」
3部相手に2得点に終わったストライカーには不満を示していたが、指揮官は「ヴァルディは得点を決めた。クラマリッチも徐々に得点を決めている。私は、今後他のストライカーたちも同じように得点を決めると思っているよ」と語った。岡崎とポジションを争うことになる2人のアタッカーについては名指しで高く評価されている
ライバルが結果を残す現状で、岡崎獲得に動いたナイジェル・ピアソン前監督はすでに解任された。地元メディアが控え要員と分析する中で、1試合でも早く結果を残したいところだ。8月8日のプレミアリーグ開幕までは残り10日ほど。侍ストライカーには定位置奪取へ向けさらなるアピールが求められそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images