ラモスがペレス会長と和解でレアル残留へ
GKデ・ヘア獲得への影響も
マンチェスター・ユナイテッド移籍問題で揺れていたレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがフロレンティーノ・ペレス会長と会談を持ち、契約延長で基本合意に達したスペイン地元紙「マルカ」が報じている。
現在レアルは中国遠征中だが、ペレス会長とスポーツ・ディレクターのホセ・アンヘル・サンチェス氏、ラモス、ラモスの兄で代理人のレネ氏が去就会談を持ったという。そこで、ラモスはレアルで引退したいという意向を伝えたという。
昨シーズン中の契約延長交渉でラモス側による年俸アップの要求を断り、関係悪化が伝えられていたペレス会長と雪解けし、契約延長で基本合意に達したという。年俸などの条件面は今後詰められる模様だ。
ラモス側は今オフにマンチェスター・ユナイテッド移籍を希望し、交渉を進めてきたと地元メディアで報じられてきた。レアルはユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得のオファーを出しており、ユナイテッドはラモス放出時にのみ交渉に応じる構えを示してきた。
白い巨人の守備の要の急転残留により、レアルはデ・ヘアについてユナイテッドとの来年6月の契約満了を待って、移籍金ゼロで獲得に仕切り直す可能性も出てきた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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