岡崎、新天地レスターでベンチ要員予想 地元紙報じる

プレシーズンゲームで先発も無得点 ラニエリ新監督の信頼を手にできるか

 

 レスター・シティに新加入した日本代表FW岡崎慎司は、ここまでプレシーズンマッチでは先発起用され、精力的な動きを見せている。移籍後初ゴールはまだ生まれていない現状で、英地元紙「レスター・マーキュリー」は現段階でクラウディオ・ラニエリ新監督の構想下で、ベンチ要員になると予想されている。
 
 記事によれば、ラニエリ監督は昨季ナイジェル・ピアソン前監督が採用していた3-4-1-2システムを踏襲すると分析されている。その中で、2トップは昨季11得点を挙げたアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアと先日イングラン代表に初招集されたFWジェイミー・ヴァルディがファーストチョイスとなり、トップ下にはアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが起用されると分析されている。
 
 現在、ラニエリ監督は退団した元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソの後継者を探しているようだが、他にもリバプールからイングランド代表FWリッキー・ランバートを獲得するといううわさも報じられている。まだまだチーム内の状況が変化する可能性はありそうだ。
 
 FW陣にはイングランド代表経験を持つデイビッド・ニュージェントやクロアチア代表アンドレイ・クラマリッチら実績の持ち主が揃うだけに、岡崎は出場機会を与えられている間に何としても結果を出したいところだ。
 プレシーズンも残り3試合。ブンデスリーガで磨きをかけたその決定力で、侍ストライカーはイタリア人指揮官の信頼を勝ち取ることができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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