レスターを2-1で破り白星発進　開幕戦は通算11勝7分、プレミアは9勝1分と圧倒的な勝率

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間10日のプレミアリーグ開幕戦で、レスター・シティに2-1で勝利を収めた。チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、指揮官として開幕戦での18戦無敗（11勝7分）という驚異の記録を継続している。

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　エースのベルギー代表FWロメル・ルカクをベンチスタートで温存したユナイテッドだが、ロシア・ワールドカップ優勝メンバーのフランス代表MFポール・ポグバがキャプテンとして先発。そのポグバが開始3分にPKを決めて、2018-19シーズンのプレミアリーグ初ゴールを奪った。

　後半38分にはペナルティーエリア内まで攻め込んだイングランド代表DFルーク・ショーが巧みなトラップでDFを交わし、左足のシュートで追加点を奪った。終了間際に途中出場のレスターFWジェイミー・ヴァーディにゴールを許したが、2-1で白星発進となった。

　モウリーニョ監督は監督キャリア18年目のスタートを迎えたが、データ会社「オプタ」公式ツイッターのイングランド版によると、リーグ開幕戦は無敗を継続しているという。その内訳は11勝7分で、プレミアリーグに限れば9勝1分と圧倒的な勝率を記録している。その成績から開幕戦の「スペシャリスト」と称された。

　期待の裏返しとして厳しい批判を続けていた愛弟子のショーがプロキャリア初ゴールを挙げ、ベンチで喜びを爆発させたモウリーニョ監督。ユナイテッドでの3季目となる今季、2012-13シーズン以来となるリーグタイトル獲得に向けて幸先の良いスタートを切った。