「最低価格ランク」で“最安値”はサッカーを筆頭に8種目

　まず「チケット最低価格ランキング」を見ると、最安の2500円に設定されているのは、サッカーを筆頭に8種目となっている。5000円を超えたのは2種目のみで、水泳（競泳）の5800円が最高。大半の競技が2500円から4000円程度の価格帯となった。

　一方の「チケット最低価格ランキング」は、日本での人気やメダルへの期待度などを踏まえて引き上げられた種目もあるという。サッカーは6万7500円で、野球と並び6位タイとなった。最高価格は陸上競技（トラック＆フィールド）で13万円となった一方、近代五種は最安値の4000円となっている。

　チケット価格に関しては2012年ロンドン五輪を参考に議論が進められ、低価格帯のチケットをより多く確保する一方、より高価格のチケットも用意し、ロンドン五輪よりメリハリのある価格設定をすべきとの意見も上がっていたという。チケット価格は7月20日現在のもので、大会計画や競技スケジュールなどにより変更になる場合もある。